不思議な宿と双龍

数十年ぶりに家族と夏休みになるとキャンプした、懐かしいところに行きました。
伊豆にある大瀬崎というところです。

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犬が2匹いたので、その頃は宿には泊まれず子供と犬を連れてのキャンプでした。
その後小さな魚が沢山いた海は、ダイバーのメッカとなり変わってしまい、
子供が喜ぶ海ではなくなり、行かなくなったのです。

その先端には、ビャクシンの森と神社があります。
そこまで行こうと歩いていると、羽根が次々落ちていて、つられて歩いてふと立ち止まった時、
地平線に、虹が~!!

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ダイバーたちも、気づいて歓声を上げていました。
ほんとに、美しい光景でした。

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それにしても、幾つも幾つもの、大きな魚の死骸が打ち上げられて、
やはり・・・・・昔の澄んだ海とは大きく違っていました。
もう、あの海はかえらないでしょうね。

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鳥居をくぐり、階段を上りこの地の神様にご挨拶をさせて頂きました。
こうして伺うことができたことに、お連れ下さった方に、心から感謝です。

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実は、知り合いの方が私の誕生日のプレゼントにと、お連れ下さったのです。
ありがた過ぎて、言葉にならないくらい、嬉しいことです。

お宿も用意してあり、そのお宿が、なんと・・・・千と千尋の空気感!
何ですか~!?
このお宿は!

赤い絨毯が敷き詰められた階段、登って、また登って、ふぅー
かなりキツイです、が・・・・それ以上に、凄い空気感が。

どこに行き着くのでしょうか?
山の上に上に・・・・赤い階段は続くのです。

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神社に伺う感覚にもなります。
不思議です。

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息切れしたところで、お部屋につきました。
広くて、眺めのいいお部屋です。

外の木々に癒されながら、日は暮れていきました。

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まずはお食事を・・・・・またあの階段・・・・ワぁー
でも、食べないわけにはいきませんね。
がんばって下まで降りて外に出かけましたが、行きは良いよい、帰りは怖い・・・・って。

とは言いながら、帰ってきてから今度は、岩風呂へ。
赤い欄干を渡って、降りて。
久々の、温泉です。

すぐに身体中があったまりました。
温泉って、すごい~と、あらためて感じた次第です。

夜中に、雨が降り出し、朝にはやんでいたと思ったら、もの凄い雨と風!!
青空が見えたと思ったのに・・・・・

竹林の動きが面白い。
まるで、セサミストリートを見てるよう。
しばらく、自然の劇場に見入っていました。

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この宿って凄い!と、知り合いが読みいっているので、読んでみると、ほんと!
鳩山一郎と幹部が集まり今の自由民主党と決めた会議が、ここで行われて決定したそうです。
由緒ある宿のようです。

もうひとつ、素敵な伝説がありました。

双龍のお話です。伊豆長岡は、その真ん中になだらかな岡つまり源氏山があることから「長岡」と
称されてまいりました。この長岡の一角に、洞(うろ)があっていつでも美しい湧き水がたたえられておりました。

その昔、この湧き水を求めて、いつしか一匹の蛟(みずち)が棲むようになりました。
蛟とは、まだ竜になれない子どもの竜のことで、空を自由に飛ぶことも、雨を降らせることもできない、
いわば、のろまな蛇のような生きもののことです。でも、いつかは、天に上って竜になることができるのです。

一方、源氏山の南には葛城山があって、ここには古くより光り輝く金竜がおりました。
やがて金竜は、源氏山に棲む蛟のことを知るようになり、愛おしく思うようになりました。

ある年の春のこと、嵐吹く夜のことです。みぞれまじりの雪の中で、稲妻が、何度も、何度も、
青く光りました。その時です。逆巻く嵐の中から金竜が姿を見せたかと思うと、蛟を抱き上げるように導いて、
ごうごうと天へ駆け上がって行きました。

それから、どれくらいの時間が経ったでしょうか・・・・春の嵐が静まって、東の空が白む時刻になりました。
どーんと、雷鳴が天空いっぱいに響いたかと思うと、蛟はキラキラと輝く銀色の竜となって現れました。
すぐに金竜も現れました。朝の光に照らされて、金と銀の二つの竜は交互にまばゆい光を輝かせるのでした。

というお話でした。

とても素敵なお話です。
金と銀・・・・・一対ですね。

どうりで・・・空の変化が凄いのでしょう。

この地に感謝、お連れ下さった方に感謝~すべての存在に感謝、ミタクエオヤシン
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by mamashiningmoon | 2015-09-05 23:21 | Comments(0)