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敬う・・・・

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敬う・・・・

この数年気になっていることの、ひとつ、です。

というのも、自分の年齢がかなり積み重なったからか?

でも、気持ちは半分ぐらい、まだまだ10代だったりします(^_^)
ほんとです、いまだ10代の頃に感じた自分がいて、外見は年々衰えていくのとは反比例して
精神年齢って、意外と歳をとらないもんだなぁ~と、感じています。

もしかして・・・・・私だけ?

数年前のあるワークショップの時の出来事ですが。
インディアンのメディスンマンが来て、お話や儀式をしたのです。

参加者は北海道や九州からまで、やって来ました。
ある外国の島の方もいましたね。

その時のメディスンマンは、そのWSの主催者がお呼びした方でした。
私はあまりWSには参加しないのですが、主催者が知り合いだったので行きました。

なぜ、あまり参加しないかというと、儀式が嫌いだから、です。
特に、スエットロッジが好きではないのです。

そう言ってしまうと、かなりの反感をかいそうですが・・・・・

でも、好きではないのです・・・・私の魂の正直な感覚、です。

スエットロッジは、インディアンの神聖な儀式の一つ。
母の子宮に入り、浄化し新たに生まれる、「火」の儀式でもあり、
その火を扱う者は、選ばれた者、責任ある立場です。

私には私の思いがあり、その儀式はその地で行うもの・・・・
そこに眠る祖先たちも参加しています。
ず~と続いてきた、その民の儀式。

日本には日本の無くしてはならない儀式があるはずです。
そのことを考えたこともなく、受け継ごうともせず、
喜んで参加するのは、よそ様の儀式・・・・・・

関わる方の多くは言います、前世がインディアンだった、と。
だから、インディアンに惹かれる、と。
魂が引き寄せる、と。

それはわかりますし、いけないことではありません。
が、私たちは今、なぜ?この「日本国」に生まれたのでしょう。
今、この時に・・・・・・

メディスンマンの中には、インディアンのようにして欲しいのではない、
あなたがたは日本人として、日本のことをより知って、大切にしてほしいのです、と。
そう伝える方もいます。
それを伝えるメディスンマンは、素晴らしい、尊敬に値します。

その時のWSでは、全員で大きな輪になり、祈りをしました。
が・・・・・欠けていました。
この地の神々に、民に、この地を使わせて頂くことへの感謝を。
私は、一人・・・・・お伝えしました。
ありがとうございます、この地へ入らせて頂き、WSをすることをお許し下さい、と。

1泊2日のWS・・・・一夜明けたら、空気が違う。
何があったのか?私にはわからない。
でも、この空気はなんだ?

詳しいことは書けませんが、夜中に飲み会らしきことがあり、そこからおかしな方向に行ったようでした。
朝から始まったお話は、お話自体はとても良い内容でしたが、参加者というか主用者たちの様子が、何か?

そこから罵声というかなんというか、参加者たちからの反発がでだしてぐちゃぐちゃに。

そこには一人の女性の出現があり、目に余る様子に皆さんが怒り出したのでした。
その女性に支配されたような状態と、それに対して主催者が何もしなかったという。

このままでは良くないので、私はその知り合いの主催者に話をしに行きました。
車の中にいたその方は、私は普通にそばに行ったのですが、オドオドした目で、
まるで違う人のような様子に、私の方が驚きました。

そばにいたのはスエットロッジで「火」を扱う者の役目をした方。
その方はインディアン関係では結構、名を売っているらしく、主催者の代わりに言いました。
「すべてを受け入れるので、いいんですよ」と。

その言い方といい、態度といい、なんて表現したらいいのか。
早い話が、上から目線、的な。

あれっ・・・・・この人、真のインディアンの「教え」を知らないのか?

関係する方たちからは一目置かれているようだけど、大事な「教え」を無視してる。

その「教え」の一つは、年上を「敬う」ということ。

昔の日本も同じでしたが、インディアンでは年長者に対して「敬う」ことが大切なのです。
たとえどうであろうと、まずは礼を尽くします。

自分より何年も多く生きたものは、経験も多いのだから、学ばせていただくという姿勢、
敬うことをきつく教えています。

傲慢に聞こえるかもしれませんが、その方よりずーと年上の私、です。
上から目線は・・・・インディアン関係のつもりならば、もってのほか!なのです。

いま、多くのインディアン関係者がいますが、その「教え」を理解できている方はどれくらいいるでしょうかね。

そしてそのまま、その「教え」は日本にもあったのです。

敬いたくないような年配者も多くいます。
そのような年配者は、実は若い頃、その「教え」を無視した方でしょうね。

何も変わらないところがあるのです。
年寄りだから図々しいなんて聞くときがありますが、その図々しいさは、
若い時から持っていたものが歳をとっても出るのです。

今始まったことではなく、ずーっと持ち続けるのです。

ということで、昔の人の「教え」は大切にしましょうね(^_^)

それは、自分自身の実になり知恵になることですからね。

by mamashiningmoon | 2014-07-25 12:49 | Comments(0)